和田ながらの演劇ユニット したため に舞台美術として参加
したため#4『文字移植』
ある物語を翻訳するために訪れた島で、言語と言語のあわいで惑う”わたし”――
言葉はどのように「移植」できるのか、その「移植」をおこなう者の身体とは、どのような運動のさなかにあるのだろうか。
出演者の日々の生活のドキュメントから演劇をたちあげてきたしたためは、2016年、テキストと出会う旅をはじめました。初の2都市ツアー公演で臨むのは、ふたつの言語を往復しながら精力的に活動し、文芸賞の受賞も続く作家・多和田葉子の初期作『文字移植』(1993)。
言葉と身体が発火するところへ
日程|2016年6月10日(金)-13日(月) アトリエ劇研・京都
6月18日(土)-19日(日) ぽんプラザホール・福岡
会場|こまばアゴラ劇場
原作|多和田葉子
演出・構成|和田ながら
美術|林葵衣
出演|穐月萌 岸本昌也 菅一馬 多田香織(KAKUTA)
照明|吉田一弥
音響|甲田徹
衣装|清川敦子(atm)
舞台監督|北方こだち
宣伝美術|岸本昌也
メインビジュアル|林葵衣
制作|渡邉裕史
photo:Kai Maetani